ガーターベルトとは?

ガーターベルト ディープ度:★☆☆ 雑学

ガーターベルト

ガーターベルトってどんな下着?

ガーターベルト魅力的に感じるけれど、どう使っていいかわからず、パンティーストッキングが主流の昨今は、使っている人にも聞く機会もないことでしょう。
そのセクシーな印象から自分には縁がないと、手にとることもないかもわかりません。
そんなガーターベルトの起源と魅力、実用性についてご紹介いたします。


ガーターベルトの役割

ガーターベルト

ガーター(英語: garter)とは靴下留めのことです。
ガーターベルトは実用的な下着で、太腿までのストッキングがずり落ちないためのアイテムで、現代において女性のストッキングがずれ落ちないようにするための実はとても便利な道具なのです。

ガーターベルトの歴史

 宮廷文化

ガーターベルトの歴史は古く、12世紀頃のイギリスで発祥しました。
宮廷文化が盛んな当時は、儀式や舞踏会の煌びやかな衣装をまとう際、貴族の男性がストッキングや靴下がずれ落ちて着崩れしないようにガーターベルトを身につけていました。
その機能性から後には女性も徐々に使用するようになり、ヨーロッパに広まっていきました。

ガーターベルトの着用方法

ガーターベルト

1、ストッキングを履く
2、ガーターベルトを腰で履く
 (クリップが付いている紐の間隔が狭い方が前)
3、ガーターベルトについているクリップでストッキングの端を留める
 (片足を椅子などの台にのせると履きやすい)
4、ショーツを履く

ここでショーツが最後??と疑問に感じた人がいるのではないでしょうか?
商品写真ではモデルがショーツの上からガーターベルトを着用しているのが一般的です。ですがそれは見栄えを重視した姿で、実際に生活の中でガーターベルトを着用する場合は、先にガーターベルトを着用し、後からショーツをつけるといった手順になります。
その理由は、トイレの時に、ショーツを下げるだけで済むからです。逆だった場合、トイレでガーターベルトを外してショーツを下ろして。。ショーツを上げてガーターベルトを装着して。。これではトイレのたびに大変だと容易に想像できますね。

ガーターベルト着用の利点

ガーターベルト

・職場などでストッキング着用の義務がある場合
 蒸れがちなパンティストッキングとは違い、夏は涼しく快適に過ごせる
・パンティストッキングの締め付けが苦しい
 お腹や足を圧迫しないので楽
・伝線しがち
 ストッキングをサッとすぐに交換できる
・デリケートゾーンの蒸れ・臭いが気になる
 通気性がいいので蒸れずに、汗をかいても安心
・大胆でセクシーな演出ができる
 サテンやゴージャスな花柄など、女性らしいセクシーさを引き出してくれる

ガーターリングとは?

ガーターストッキング

ガーターリングは、ガーターベルト同様ストッキングを太ももで固定するための道具です。
パッとイメージがわきやすいのはウェデイングドレスとガーターリングではないでしょうか。
海外の結婚式で花嫁が着用していたガーターリングを独身男性に向かって投げ、キャッチした人が次に結婚するといった「ガータートス」は誰もが映像を見たことがあると思います。
結婚式当日、花嫁さんはドレスを着たまま過ごすので、トイレのたびに一人でパンティストッキングを上げ下げするのは大変です。そこで活躍するのがガーターリングというわけです。
ゴムの伸縮性で固定するのでガーターベルト比較すると若干落ちやすく、普段の生活ではガーターベルトの方が動きやすそうです。
また、手軽にストッキングだけを身につけたい人には、ガーターリングとストッキングが一体化したガーターストッキングがおすすめです。
ガーターストッキングとは、ガーターリングの部分が幅広いレースになっており、内側にシリコン素材で加工してあるので密着し、ずり落ちにくいストッキングとして人気があります。

まとめ

いかがでしたか?
現在ではセクシーアイテムというイメージが強いガーターベルトが、もともと男性の身だしなみアイテムだったのは意外でしたね。
ガーターベルトは敷居が高い、セクシー過ぎてキャラに合わない、ではなく、ガーターベルトの実用性を知ると、よりファッショナブルに快適に過ごすためのアイテムとイメージを一新できたのではないでしょうか?

ガーターベルトは種類が豊富で、セクシーでゴージャスなレースのデザインから服の表に響かないシンプルなデザインのものもあり、普段の生活にも取り入れやすくなっています。
是非ガーターベルトを活用し、日々を快適に過ごしたり、時には非日常の妖艶な貴女を演出してみてはいかがでしょうか。


ガーターベルト


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